日本の健康保険は歯科治療にどこまで使える?保険適用になる治療・ならない治療

東京にお住まいの患者さんから、よくいただく質問のひとつが「日本の健康保険でこの治療はカバーされますか?」というものです。
今回は、日本の歯科保険制度の仕組みと、一般的に保険適用となる治療、ならない治療について、わかりやすく解説します。
日本の歯科保険制度の仕組み
日本に3か月を超えて滞在する場合、原則として公的医療保険への加入が必要です。国民健康保険、または勤務先を通じて加入する健康保険のいずれかに加入します。
どちらの保険でも、歯科治療の基本的な仕組みは同じです。成人の多くは、クリニックで治療費の30%を自己負担し、残りの70%を保険が負担します。子どもや高齢者の場合、自己負担割合が低くなることがあります。
受診時に持参するもの
健康保険証として利用登録したマイナンバーカード、または資格確認書をお持ちください。
保険資格を確認できるものがない場合、当日に治療費の全額をお支払いいただくことがあります。
健康保険でカバーされる主な治療
歯科検診・レントゲン撮影
基本的な歯のクリーニング・歯周病治療
標準的な材料を使用した詰め物・被せ物・入れ歯
抜歯
健康保険の適用外となる主な治療
インプラント治療
多くの矯正治療(ワイヤー矯正・インビザラインなど)
歯のホワイトニング
セラミックやジルコニアを使用した被せ物・詰め物・ラミネートベニア
PMTCやエアフローによるクリーニングなどの専門的な歯面清掃
日本では、原則として、ひとつの治療において保険診療と自由診療を組み合わせることは認められていません。そのため、当院では、治療のどの部分に保険が適用されるのか、どの部分が適用外となるのかを事前にご説明します。
また、当院を含む一部の歯科医院では、マイクロスコープを使用した根管治療など、特定の治療を自由診療のみで提供しています。
自由診療を選ぶ患者さんがいる理由
自由診療では、歯の色に近いセラミックやジルコニアを使用した修復治療など、材料や治療方法の選択肢が広がります。また、1回の診療により多くの時間をかけられる場合もあります。
その分、費用は高くなります。当院では、治療を決める前に、選択肢・費用・必要な通院回数について必ずご説明します。
日本の健康保険に加入していない方が日本で歯科治療を受ける場合
日本を訪問中で、日本の公的医療保険に加入していない場合、歯科治療は全額自己負担となります。
ただし、海外旅行保険の中には、緊急の歯科治療を補償するものもあります。ご加入の保険の補償内容をご確認ください。
保険金の請求に必要な場合は、領収書と英文の診断書を発行できます。
治療費がいくらかかるか分からない方へ
hitomidentist.com/book-online からカウンセリングをご予約ください。
英語で治療の選択肢をご説明し、ご希望に合った治療をご提案します。



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